こんばんは(*´꒳`*)

ちょっと久しぶりに “ドニ･モルテ“ の、

今回はフィサン赤のご紹介です!!

 

樹齢80年以上のピノ･ノワールを使用した

ヴィエイユ･ヴィーニュ。

 

古樹から生るブドウは、

人の手を加えずとも自ずと収量が抑えられ

限られた果実に十分な日光が当たり、

地中深くに張り巡らされた根っこから

栄養分を豊富に受け取ることで、

より複雑味のある奥深い味わいの

実を育ててくれます。

 

 

 

実際、樹にブドウが実るまで植樹から

まず3年の経過が必要で、

商用としてだと7年前後からが本番。

 

だいたい寿命は120年前後で、

適度なストレスの下で（降雨量や寒暖差等）

育つほど、逞しい生命力を持つ樹へ

成長します。

 

 

 

 

2011年ヴィンテージは

全体的に早熟とされる印象で、

わりと軽やかなピノ･ノワールの

味わいが特徴とされます。

 

 

 

ドニの2011年、どんな感じでしょうか…

 

【香り】

プラム、ブラックベリーの力強い黒果実香。

 

果実の香りの強さと同等の、

ドライフラワー、レンゲ、ラベンダーの

フローラルな香りと

乾いた土や黒胡椒、若干の甘草など

男性的な骨格の厚みを感じる要素を、

持ち合わせてた芳香です。

 

 

また、海藻やハーブソルトといった

ミネラリーな香りもあり、

全体的に濃厚ながらも奥行きのある

豊かな香りとなっています。

 

 

【味わい】

フィサンらしく、垢抜け感のない

無骨さがあり、なかなか渋いスタイル。

 

噛みごたえのある果肉感と

土とか漢方を思わせる豊富なタンニンが

エキスに馴染んでいて、

酸味も豊かに感じられます。

 

余韻にはイチゴやラズベリージャムの

赤系果実の甘みがうかがえ、

ピュアな甘みもふわっと感じ取れます。

 

 

 

全体的にとても筋肉質で、

少し固さが残っていても

なんだか美味しく飲めてしまう、

フィサンならではの個性が

実感できるキュヴェです!!