生産者紹介【ポッジョ・ディ・ソット】
2011 / ロッソ・ディ・モンタルチーノ
こんばんは。
今回は、ブルゴーニュのような
美しい変化を魅せてくれる、
“ポッジョ・ディ・ソット” を
ご紹介します!!
当時オーナーだった、
ピエロ・パルムッチ氏は、長年
サンジョヴェーゼ・ディ・グロッソの
ポテンシャルを発揮できる優良の土壌を
リサーチし、1989年に設立しました。
その際、カーセ・バッセや
モンテヴェルティネを手がける
天才醸造家 “ジュリオ・ガンベッリ” を
醸造担当に迎えます。
フランスで言うところの
アンリ・ジャイエ的な存在です。
ガンベッリ氏から、
醸造担当の快諾を得るまでに
2年ほど粘って口説いたそうです。
このパルムッチ氏の強い熱意と
こだわりのワイン造りによって
トスカーナを代表するまでの
ワイナリーへ進化しました。
2011年の9月頃、パルムッチ氏は
コッレ・マッサリへ売却。
高齢的な事情もあり、
第一線から引く決断をしました。
また同年の末に、ガンベッリ氏は他界。
2012年以降のヴィンテージは
二人の意思を受け継ぐ形で
全く新しい環境で生産されています。
photo credit: Giacomo Carena Rangers via photopin (license)
このオルチャ渓谷を臨む、
高い標高の急斜面に
畑を構えているようです。
海からの温風 & 山からの冷風で
寒暖差がつき、理想的な環境で
ブドウが育てられています。
そんな二人の魂が込められたワイン、
今月新着も加わって、2種ございます。
- 2008年
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
→商品はこちらから
神の雫にも登場したワインがこちら。
(※ヴィンテージ2005年)
大樽で48ヶ月の熟成後、
約6ヶ月の瓶内熟成を経てリリース。
元々自家消費用にと始めたらしく、
そもそもの生産量が少ないです。
今回の2008年ヴィンテージ、
トスカーナのものは今後
長期熟成も期待できるタフな仕上がり。
ブルゴーニュは今のところ、
パッと印象の持ちにくいVTですが…
あと10年程、このワインは
楽しめそうです!!
- 2011年
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
→商品はこちらから
DOCの規定では、1年の熟成後に
出荷が可能なのですが、
このロッソ・ディ・モンタルチーノ、
2年以上の樽熟成を経ています。
ブドウの出どころは、
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと
全く同じ。
2年熟成させバレルテイスティングをし、
優れた樽をブルネッロへ、
それ以外の樽はロッソとして
追熟させボトリングさせています。
ブルゴーニュ好きの二人が
熱意を持って挑んだ、
サンジョヴェーゼ・グロッソの
美しい味わいを体感してみてください!!
- 2008年
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
→商品はこちらから
- 2011年
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
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