ジョルジュ・ルーミエの

次男のお子さんにあたるのが

ローラン・ルーミエです。

 

 

別ドメーヌの補足情報ですが、

彼の兄、エルヴェ・ルーミエは

ヴォギュエの支配人として

30年間務めた後に

ドメーヌを独立しましたが、

2004年に55歳の若さで他界。

現在はエルヴェの妻が栽培を、

醸造に関しては

ローランが担当しているようです。

 

 

 

 

 

終始、とても静かな印象を受けます。

 

決して主張のある分かりやすい

スタイルでは無いですが、

酸の透明感ある質感と、

瑞々しくも柔らかい甘みが行き届いた、

引っかかりの無いナチュラルな液体で

喉を潤してくれるような感覚を

もたらしてくれます。

 

 

全体的に少し酸の量が少ない感じが

’15VTらしい特徴を表していましたが

果実感がエレガントに抑えられていて

綺麗な仕上がりです。

 

 

 

スミレ、薔薇、ざくろ、

ほのかにペッパーのニュアンスを

残した味わいで、

さらっとした液体の質感。

樽の風味は、

わりかし弱い印象だったのですが、

コートドニュイの白(’16)は

しっかりと樽々とした風味があり、

赤と白の印象の違いに

少し驚かされました^ ^