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2019
0617
赤ワイン

柔和な果実味を堪能…

2004 / ニュイ・サン・ジョルジュ 1erヴォークラン
(Dom.アラン・ミシュロ)

こんばんは〜

 

 

年々新しいアペラシオンが

コソッと増えていますが、

“ブルゴーニュ・コート・ドール”

という名称のワインが

2017年リリースで

市場に出回り始めたようです。

 

AOCブルゴーニュより、

ちょっと上の格付けに当たるみたいです。

 

気になります。ただ、ややこしい。笑

 

 

さて今日は、

ニュイに拠点を置く名門ドメーヌ

「アラン・ミシュロ」の

ワインをご紹介します♪

 

 

畑は特級水準に近いレベルの、

”ヴォークラン”

ニュイサンジョルジュの南側に位置します。

 

この、地域の真ん中を流れる

ムーザン河を境にした南側には、

主に粘土質土壌で構成されており、

重厚感ある肉厚なワインが育つ

良い畑が点在しています。

 

逆に、ヴォーヌロマネに地続きの

北側は石の多い土壌のため、

高貴で複雑な風味の構成を持つ

ワインが生まれやすいとされています。

 

同じ生産者のもので、

飲み比べしてみたいものです。

 

【香り】

しっかり長めに火入れをした

樽を使用するためか、

チョコレートやダークモカ系の

ロースト香を強めに感じます。

 

濃厚トスカーナに

共通するような香りの密度です。

 

 

そしてザクロや赤系のベリーといった、

酸の爽やかさが伴うフレッシュな果実香に

桜の塩漬けのような、

淡く鮮やかな香りが漂います。

 

 

【味わい】

タンニンの刺々しさが無く、

柔和なボディ。

とても滑らかなアルコールの質感で、

やや酸味が果実味より先行していますが、

飲み込んで余韻の方にコクのある

ナチュラルな甘みが感じられます。

 

野いちごやサクランボといった、

可愛らしいフルーツを思い浮かべます。

適度な寛容さを持った、

ふんわりした女性的なイメージです。

 

 

香り的には

もっと主張強いのかなーと思いきや、

なかなか癒し系でした。