癒し系のシラーです!!
(Dom.グラムノン)
こんばんは♪
暑い夏を迎える時期にシラー?と
思われるかもしれませんが、
ぜひ試していただきたい味わいですので、
ご紹介させてください。
ギガルで醸造長を務めていた
フィリップ・ローラン。
その彼が79年、
モンブリゾンにある畑と
建物を購入し、スタートしました。
当初ネゴシアンなどにブドウを売って
生計を立てていましたが、
91年から初めて元詰めでのリリースを開始。
妻のミシェルと共に
切り盛りしていましたが、
世間に名前が知れ渡り出した矢先、
フィリップは不慮の事故により他界…
98年が彼の最後のヴィンテージとなります。
その後、息子のマキシムが
フレデリック・コサールの元で
修行した後、06年にドメーヌへ参入。
現在ミシェルとマキシムを主軸に
ドメーヌの運営が為されています。
スタイルとして、
杯を重ねる毎に疲れるワインは
望まないということもあり、
新樽は使わずに
ブドウ本来の魅力を
お届けしてくれる生産者。
そして栽培においても消費者に対しても
「自由」であって欲しいという
テーマを掲げるグラムノンのワインは、
緊張を解いてくれるような
解放的な優しさが、
キュヴェから伝わってきます。
ちなみにエチケットデザインは全て、
ミシェル考案のもののようですよ。
艶感のある濃厚なパープル。
濃密さがうかがえます!!
【香り】
ブルーベリージャムや
プルーンを思わせる濃密な甘さに、
スミレやラベンダーの
上品な香りがふんわり。
加えて杉、メンソールの清涼感に
シナモンやガトーショコラの
ビター感やスパイス。
大豆や鰹節といった、
日本人に馴染み深い香りも感じ取れました。
【味わい】
シラー特有のガツンとした圧が無くて、
みずみずしくジューシーな
エキス感が印象的です。
タンニンもかなり柔らかく、
アルコールの厚みや野暮ったさを
感じさせないジューシーな飲み口で
非常にナチュラルです。
黒砂糖や、
さくらんぼを砂糖漬けしたような、
爽やかな酸の伴う甘みで
“飲み疲れのしない繊細なシラー”
という感じです。
そしてブラックペッパーや
スターアニスの風味もふんわりと…
少し大人な味わいも堪能できます。
なんとも
スルスルと爽やかに飲めてしまう、
このシラー。
買おうかな〜自分用に1本。
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