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2019
0818
赤ワイン

力強くも柔らかい、近代的バローロ! 

2005年 バローロ モスコーニ
(コンテルノ・ファンティーノ)

こんにちは、

お盆いかがお過ごしでしたか?

 

 

台風も通りすぎて、

来週はまた猛暑がぶり返すようです。

何ならこのまま9月半ばまで

暑さが続く予報もあるので

ドリンク大量買い必須です。笑

 

みなさま

お気をつけてお過ごしください。

 

 

 

久しぶりにイタリアワインのご紹介、

王様のバローロです。

 

1982年に

クラウディオ・コンテルノと

グイド・ファンティーノが

タッグを組み設立したワイナリー、

コンテルノ・ファンティーノ

 

現在は2代目となる

ファビオ・ファンティーノ氏が

中心となり経営を行っています。

 

家族8名と従業員9名という、

少数精鋭のチーム。

 

 

発酵期間を10日間程度と

あえて短くしたり、

フランス産オークの小樽で

熟成させることによって

果実味の滑らかな

親のある飲みやすい

バローロに仕上げます。

 

 

今飲んでも10年後に飲んでも

その度に美味しいという

近代的バローロスタイルです!!

 

【香り】

ダークチェリー、ドライプルーン、

ブルーベリージャムなど

黒果実系の濃密な香りと

チョコレートやタバコといった

芳ばしいトースト香が

ふんわりとします。

 

甘草やコケ、墨汁(?)を

思わせる、重心の低いような

奥深さのある複雑な香りです。

 

 

【味わい】

かなりまろやかな質感。

オイリーさを感じる舌触りで

果実味とともに

柔らかく感じられます。

 

ブドウの甘みが強すぎず、

ナチュラルな主張なので

飲み疲れしなさそうな印象です。

 

 

でもタンニンはなかなか

しっかり詰まっていて骨太。

酸味もしっかり凝縮されているので

今後の熟成も更に期待できます!

 

 

少し風味に熟成による

枯れたニュアンスも出ていて、

上級ブルゴーニュに共通する

色気の要素も

楽しめるのではないかと

勝手に予感しております!