2019
0219記録的猛暑を乗り越えて…
2003年 / ラ・マティナル
タルラン
タルラン
本日は久しぶりに
シャンパーニュの投稿です!
記録的猛暑が印象的な、
ヴィンテージ2003年です。
酸が鍵を握るシャンパーニュにとって
なかなか手厳しい年となりました。
そのため対策として、
ブドウの温度が高くならないよう、
朝(=マティナル)に収穫を行い誕生した
苦難を乗り越えたキュヴェです。
このヴィンテージの
シャンパーニュは初めて飲むので
好奇心沸いてます!
スティルワインの2003年は
猛暑だった形跡のある
フェノール分の濃厚さに
直面しがちですが。
【香り】
ネーブルのような爽やかな甘み。
ユリのフローラルな香りで
リッチな品格を作り出しています。
あと食パンの柔らかい部分の
ふっくらとした淡い香りと、
ちょっと焦げのニュアンスがあります。
全体的に重心が低く重ためな印象。
クリーミーな感じです。
【味わい】
ちょっと酸味がコンパクトな、
ジューシーな黄リンゴの果実味です(*´▽`*)
加えて心地よくビターな苦味も。
ただ熟々な様子ではなくて、
余韻にちゃんとミネラル感が現れます。
なのでさらりとしたフレッシュ感も
風味に現れて、とても健康的です!
時間が経つとコクが控えめに出てきて
ナッツをローストしたような
香ばしい風味が品良くまとめてくれます。
いい状態で熟成が進んでます、おいしい。
ご登録よろしくお願いします。
ご質問やご感想など、メールにて
ご連絡をお待ちしております。
お気軽にどうぞ。