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2019
0318
白ワイン

モルジョ、化けそうです!!

2014年
シャサーニュ・モンラッシェ モルジョ
(ルシアン・ル・モワンヌ)

こんばんは♪

 

コート・ドール全体のテロワールを

深く深く熟知し、

クルティエや栽培農家との

幅広いコネクションを持つ、

ミクロ・ネゴス界の代表格

ルシアン・ル・モワンヌ

をご紹介します。

 

 

1999年、ムニール・サウマ氏により創設。

自社畑を持たず、独自のルートで仕入れた

ブドウを買い、醸造を行うスタイルが

ミクロ・ネゴスです。

 

 

彼のこだわりの一部分として、

・一流ドメーヌの特級、1級畑から買う

ジュースワインの段階で早々に仕入れる

・化学薬品や温度管理の仕組みの無い時代の

智恵を生かした伝統的醸造手法

・全体の生産量は年間100樽未満
(ハンドメイドで行える許容量)

といったところが挙げられます。

 

 

通常より低い温度に設定されたセラーで

夏頃までゆっくり、

マロラクティック発酵を促します。

 

瓶詰めまでオリはそのまま

沈めた状態をキープです。

 

その際に発生するナチュラルな

炭酸ガスと、ワイン自身のオリを頼りに

酸化を防ぐ手段を取っているため、

亜硫酸の含有量もほとんど

見られません。

 

 

栽培農家との信頼関係、

ブドウが生み出す自然の力、

膨大なテロワールの知識。

 

この三拍子が、モワンヌワインの

大きな主軸となっています。

 

 

夏は冷涼で天候の悪さが

生産者を悩ませましたが、

収穫期の9月には晴天が戻り、

健康で良好な状態のブドウが

収穫できたようです。

 

厚みのあるグラマラスさというより

酸味とミネラルの密度が高く、

全体的に引き締まった果実味に

定評があるようです。

 

 

色々と説明が長引いてしまいました…

試飲します。

 

【香り】

梅、グレープフルーツ、ハッサク、

レモン、オレンジなどの酸味を含む

爽やかな果実香。

 

熟れる前の白桃のニュアンスも。

 

白菜や瓜のようなベジタブルな

香りも含まれていて、

まだ若さが伺えます。

 

そして、カステラの醸す

上品な甘さと、底の茶色い部分の

ザラメを焦がしたような、

心地よい苦甘さが感じられます。

 

 

【味わい】

開けたて最初の方は、

しっかりと密度の詰まったミネラル感と

舌の上で弾けるような生き生きした酸味、

柑橘類の皮をかじった時の、

やや苦味の伴った若さの残る果実味が

全面に現れて、堅牢な印象

 

果実でいうとレモンやライムといった

フレッシュな風味が強いですが、

骨格のたくましさが感じ取れます。

 

 

普段のモワンヌから連想する

厚みのある派手な様子ではなく、

凛とした主軸を持ち合わせており

エレガントな熟成が今後期待できる

ポテンシャルの高さが目立ちます。

 

 

開くのに時間が掛かるかなと

思っていましたが、

落ち着くと華やかさが現れて、

余韻に上品なバターの風味を

穏やかに残していきます。

 

 

 

とはいえ、まだバランスが

整うまで熟成を待ってみたい…

今後、期待大の頼もしいワインです!!