こんばんは〜

台風が発生したようで

暫くはまた雨が続きそうです(_ _)

 

まだまだ夏は先でしょうかね〜

フランスでは現在、

2003年を彷彿とさせる

とんでもない熱波に

見舞われているようです^^;

（45℃の予報が出たとか…）

 

 

 

さて今回は、

酸化に対してかなりシビアな

対策を心掛けている、

マルク・コランの長男にあたる

“ピエール・イヴ・コラン”

のご紹介です。

 

彼は酸の強いヴィンテージが

好きなようで、あえて

ブドウが完熟しきる手前に収穫し、

アルコール度数が12,8%を

超えないよう心がけています。

 

 

バトナージュを
（醸造中にオリを拡散させる作業）

全く行わず、そのため瓶詰め時に

わずかな還元香が現れますが、

それを目指してあえて

行なっているようです。

 

また、もう一つこだわりとして、

過酸化物で洗浄していない

パラフィンを塗った天然コルク使用。

そして酸化を極力抑えるために、

全て蝋でコルクを包んでいます。

 

 

 

【香り】

レモネードや金柑、オレンジなど

柑橘系の、

しっかりとした甘みを含む香り。

 

ほのかにフレッシュハーブの清涼感と

スモーキーさもあり、

そそられる要素の多い良い香りです。

 

キュヴェによりますが、

たまに還元香が見られることもあります。

 

【味わい】

飲み頃としては今がバランス良く、

ちょうど良いかもです。

 

風味は繊細でグレープフルーツや、

レモン等の淡い甘みと、

柑橘の皮を噛んだときのような

苦味が特徴的です。

 

みずみずしくアルコール感は控えめ。

するすると滑らかな口当たりです。

 

酸味もフレッシュ感があって健全。

時間の経過毎に

紅茶を煮出したような感じで

エキス分がじわじわ現れ、

上品な旨味が楽しめます。

 

このジメジメした時期に飲みたい

爽快な白ワインです♪