コント・ラフォンのプライベート・キュヴェ
(ドミニク・ラフォン)
こんばんは^ ^
連日猛暑ですね、あつい。
そんな中、国内にて
ちょっと気になるニュースが。
ドメーヌ・ド・モンティーユ当主、
エティエンヌ・ド・モンティーユが
北海道・函館で本格的に
ワイン造りを始動しました。
5年程前に、日本のブルゴーニュや
ボルドー品種を飲み感銘を受け、
日本での取り組みを決意したようです。
ちなみにフランス人生産者が
日本でワイン造りをするのは初の試み。
この地が選ばれたポイントは、
まず冷涼な気候であることと、
水はけの良い火山性土壌、
そして収穫期の雨の少なさが
決め手となったようです。
これから、
ちゃんと商用としての実が付き
最初の収穫を考えると、
2022年あたりのデビューが濃厚のよう。
ワイナリー農楽蔵(のらくら)の
ご近所さんでもあるみたいなので、
ますます盛り上がりそうな予感です、
非常に楽しみ♪
さて本日は白ワインのご紹介!
コント・ラフォンの所有者である
ドミニク・ラフォンが
2008年よりリリースを開始した
ネゴシアン・ブランドです。
一族として経営する
コント・ラフォンとしての
世間のニーズと期待に応えるものとは別に
ドミニク個人が、自由な発想で
ワイン造りにチャレンジしたいという、
純粋な動機から立ち上がったもの。
ネゴシアンですが、
全てのキュヴェはムルソーにあるセラーで
醸造、熟成、元詰めを行い、
畑はドミニクの所有畑か
契約栽培(管理は勿論ドミニクの下)で
行われています。
このブルゴーニュ・ブランは、
2/3をピュリニーの下方にある畑から、
残りはムルソーの古樹で
下方の畑から育ったブドウを
ブレンドしております。
比較的お値打ちな価格で
ドミニクが表現したいスタイルの
方向性が感じられる嬉しいキュヴェです♪
【香り】
グレープフルーツ、レモンといった
爽やかなシトラスと
ジャスミンやミントなどの
清涼感のあるフローラルな芳香です。
お米に似たふんわりとした
柔らかな甘い香りもあり、
馴染深さを感じるのも好印象です。
【味わい】
最初少し鉱物的な、ピリッとした
塩味のニュアンスが感じられます。
酸味は非常に穏やかで
みかん、びわ、パイナップル、
アプリコットなど
黄色いフルーツを思わせる、
やや重た目の果実感です。
ちょっとマコンっぽい印象も…?
余韻に小麦っぽい芳ばしさと
柑橘系の爽やかな酸味が柔らかく現れ、
全体を引き締めてくれます。
ブルゴーニュ・ブランですが
完成度の高さと
一流の作り手の実力を
感じることができる一本です!!
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