２０１７年ヴィンテージの、特に白ワインは

今飲んでも本当美味しいなぁ〜と

つくづく思います。

 

今飲んでも良し、熟成させても期待出来そうな

注目したい年代です。

 

 

 

シャサーニュ・モンラッシェを

メインとする生産者、

「ドメーヌ・トマモレ」

 

父ベルナール・モレの引退に伴い、

2006年より自身のドメーヌをスタート。

弟のヴァンサンも、別ドメーヌで

活躍しています。

 

 

 

レモンピールっぽい皮の苦味とコクが、

ポジティブに感じられました。

 

サントーバンならではの独特な膨らみと

2017年らしい洗練された果実味が

同時に感じられて、

じわ、じわ、と甘みが

溶け出してくるような印象です。

 

なので時間の経過ごとに、

苦味と果実味がうまく調和していき

柔らかかつ、

すっきりとした風味に変化して

いい感じです。

 

 

二日目も試飲してみましたが

最初おとなしかった香りから

花の要素がプラスされて、

少しアルザスっぽいニュアンスが。

 

 

飲んでみても

全体的にミネラル感が目立ってきて

前日より艶のある印象…！

 

軽く燻したようなコクも健在です。

特に余韻にそれが感じられました。

 

 

ちょっと地味なAOCではありますが

トマモレのスタイリッシュな

ワインのキャラクターが楽しめる一本です。